2009年12月22日

ステファンGP

STEFAN GP

ステファンGP、謎だらけだ。FIAに承認もされていないのに、トヨタF1のスタッフをヘッドハンティングするとか、トヨタの2010年F1マシンの設計を買収してとか、チームオーナーのステファノヴィッチとジョン・ハウェットが握手している写真まで出回っているし、どうなんだ。最近では承認されてもチーム作りもできずに終わったプロドライブや、今回も新規3チーム、ザウバー入れて4チームのうち2チームは開幕戦に姿をみせないだろうってバーニー・エクレストンがはっきり答えている。ゾラン・ステファノヴィッチというセルビア人は自信満々に来季または2011年までにはF1で走らせると発言している。バーニーの予想が正解なら、確かに席が空く可能性もありそうだが、これはあてのない待ちなわけで、その状態で資金が集まるとも思えない。またコスワースを搭載するチームしかFIAは承認しなかったのは独占禁止法違反と欧州委員会に異議を提出したとかしないとか、いろんな話題があるにはあるが何一つわからないとほとんどの記事は最後に書いて終わっている。その中でチーフ・デザイナーとして、スパイゲート事件の中心人物マイク・コフランを雇ったと、これはしっかり発表したのにはかなり驚いたが、それにより微妙に怪しい雰囲気も漂っている。ステファンGP、F1チームになるならないにかかわらず、これからもいろいろ話題を提供してくれそうだ。

markzu
posted at 06:52